最終更新日 2019/05/12
r=l×x360
という式を使うことで、
母線の長さ l、底面の半径 r、側面のおうぎ形の中心角 x のうち2つが分かれば残りの1つを計算できる。

なお、
r=l×x360
がなせ成立するのかは円錐の側面積、底面積、表面積の求め方の後半「公式の証明」で解説しています。
母線の長さを求める
円錐の母線とは、円錐の頂点と底面の円周上の点を結んだ線分のことです。
例題1:展開図が図のようになる円錐について、母線の長さを求めよ。
(側面のおうぎ形の中心角が 120∘、底面の半径が 3cm)

r=l×x360
という公式で、r=3、x=120 とすると、
3=l×120360
となります。よって、母線の長さは、
l=3×360120=9cm
となります。
底面の半径を求める
例題2:展開図が図のようになる円錐について、底面の半径の長さを求めよ。
(側面のおうぎ形の中心角が 120∘、母線の長さが 6cm)

r=l×x360
という公式で、l=6、x=120 とすると、
r=6×120360
となります。よって、底面の半径の長さは、
r=2cm
となります。
おうぎ方の中心角を求める
例題3:展開図が図のようになる円錐について、おうぎ方の中心角を求めよ。
(底面の半径が 3cm、母線の長さが 8cm)

r=l×x360
という公式で、r=3、l=8 とすると、
3=8×x360
となります。よって、中心角は、
x=360×38=135∘
となります。
まとめ
r=l×x360
という公式さえ覚えておけば、上記のような3つのタイプの問題は全て解くことができます。
次回は 半球の体積と表面積を計算する を解説します。