座標平面の意味と関連する用語

最終更新日 2019/04/19
座標の例1

座標平面とは、横の数直線($x$ 軸)と縦の数直線($y$ 軸)を用いて、平面上の点を表現するものです。座標平面では、交点 $O$ から右に $3$、上に $2$ 移動した点のことを $(3,2)$ のように表します。

座標平面は、中学数学で習う数学の道具です。座標平面について基本から詳しく解説します。

座標平面とは

座標平面とは、横の数直線($x$ 軸)と縦の数直線($y$ 軸)を用いて、平面上の点を表すものです。2つの軸の交点 $O$ のことを原点と言います。

座標の例1

例えば、座標平面において原点 $O$ から右に $3$、上に $2$ 移動した点は $(3,2)$ と表されます。

マイナスや0の座標は?

左や下への移動は、マイナスを使って表します。

例えば、原点から左に $1$、下に $4$ 移動した点は $(-1,-4)$ と表されます。

座標の例2
移動しない場合、$0$ を使って表します。

例えば、原点から上に $3$ 移動した点は $(0,3)$ と表されます。

座標の例3

座標平面に関連する覚えるべき用語

座標平面についての用語を説明します。
座標平面を書くときの注意点

座標平面の基準点 $O$ のことを原点と言います。

$(x,y)$ という表現のことを座標と言います。$x$ のことを $x$ 座標 または $x$ 成分と言います。$y$ のことを $y$ 座標 または $y$ 成分と言います。

$x$ 座標が横の位置、$y$ 座標が縦の位置を表現します。

横の軸を $x$ 軸、縦の軸を $y$ 軸と言います。2つ合わせて座標軸と言います。

右上の領域を第一象限などと言います。詳細は 第一象限、第二象限などの意味と覚え方 で解説しています。

座標平面を書くときの注意点

座標平面を書くときには、以下の点に注意してください。
座標平面を書くときの注意点

・軸には $x$$y$ のラベルをつけましょう。

・原点には $O$ というアルファベットを書くようにしましょう。

$x$$y$$O$ が無くても意味は通じますが、あった方が親切です。

余談

・座標平面のことを直交座標平面デカルト座標などと呼ぶことがあります。

・数字2つを使って平面上の位置を表現する方法は他にもたくさんあります。例えば、
◯座標軸が直角に交わっていない斜交座標
◯原点からの距離と偏角で表現する極座標
などがあります。

・今回は平面の話題でしたが、3次元空間の場合、点の位置は数字3つで表現できます。$x$ 軸、$y$ 軸に加えて $z$ 軸を使います。

次回は 第一象限、第二象限などの意味と覚え方 を解説します。

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