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積分定数Cの意味を分かりやすく説明

最終更新日 2018/02/05

積分定数 C の意味を分かりやすく説明します。

積分定数とは

2dx
という不定積分について考えてみます。

これは、微分したら 2 になる関数(を全て求めよ)という意味です。

微分したら 2 になる関数は、2x だけでなく、2x+12x+100 などたくさんあります。ただし、全て 2x+CC は定数)という形です。

つまり、
微分したら 2 になる関数を全て求めよ
という問題に対する答えは、
2x+C(ただし、C はどのような実数でもよい)
となります。

「ただし、C はどのような実数でもよい」と毎回書くのは大変なので、
C を積分定数とする」と宣言した上で
2x+C
のように書くのが慣例になっています。

まとめると

f(x)dx は、微分したら f(x) になる関数全体を表します。
微分したら f(x) になる関数全体を表すためには「どのような実数でもよい」という意味を持つ定数が必要になります。
・この定数を、積分定数と呼び、普通は C で表します。

C を使う理由

積分定数は C を使うのが一般的です。

定数を英語で言うと Constant なので、その頭文字の C を使うことが多いです。

積分定数は何でもよい

ただし、C 以外の文字でも間違いではありません。

例えば、
P を積分定数とする」と宣言した上で
2dx=2x+P
と書いても間違いではありません。

ただし、普通は C を使うので、あえて違う文字を使うと、採点者に悪い印象を与える可能性があります。そのため、大事な試験では C を使うことをおすすめします。

なお、数式中に C が含まれる場合は、積分定数として別の文字を使う必要があります。

例えば、(x+C)dx
のような不定積分では、A を積分定数として、
(x+C)dx=x22+Cx+A
と書く、などです。

あるいは、C1,C などを積分定数としてもよいです。

次回は 三角関数の積分公式のリスト を解説します。

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