10ポイント増加は10パーセント増加と違う

最終更新日 2019/07/16

ポイントとは、パーセントの増加や減少を表すときに使う言葉です。例えば、支持率が50%から60%に変化することを「支持率が10ポイント増加」などと言うことがあります。

ニュースなどでよく聞く「支持率が10ポイント増加」の意味を解説します。なぜ「10パーセント増加」と言わずに「10ポイント増加」と言うのか、ポイントとパーセントの違いも説明します。

ポイントはパーセントの変化量を表す

ポイントとは、パーセントの増加や減少を表すときに使う言葉です。

例えば、支持率が50%から60%に変化することを「支持率が10ポイント増加」などと言うことがあります。

また、投票率が50%から45%に変化することを「投票率が5ポイント低下」などと言うことがあります。

ポイントとパーセントの違い

ポイントとパーセントの違いを説明します。

支持率が50%から60%に変化するときに、なぜ10パーセント増加と言わずに、10ポイント増加と言うのでしょうか?

50%から10ポイント増加と言えば、確率が60%になったことが明確に表現できます。

しかし、50%から10パーセント増加と言ってしまうと、
・$50+10$ で $60$ パーセントになった
・$50$ の $10$ パーセント増加して、$50\times 1.1$ で $55$ パーセントになった
という2通りの解釈ができてしまいます。

そのため、紛らわしいので、誤解を防ぐためにパーセントよりもポイントが使われることが多いです。

まとめると、パーセントは割合を表し、ポイントは割合の差を表すと言えます。

ポイントの注意点

ポイントはパーセントの差に対して使う言葉です。単なる割合にはポイントという表現を使ってはいけません。

例えば「支持率が10ポイント増加した」は正しい表現ですが「前回の支持率が50ポイントだった」は間違いです。

ポイントのことを「パーセントポイント」や「パーセンテージポイント」と言うこともあります。

ただし、ニュースなどでは単に「ポイント」と言われることが多いです。

次回は てこの原理に関連する計算を分かりやすく解説 を解説します。

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