万、億、兆、京の先と大きい数の例について解説します。
身近な大きい数と具体例
一(いち):$1$
十(じゅう):$10$
百(ひゃく):$100$
千(せん):$1000$
万(まん):$10^4=10000$
ここからは $0$ が $4$ 個ずつ増えていきます!
億(おく):$10^8=100000000$
兆(ちょう):$10^{12}$
京(けい):$10^{16}$
~具体例~
・世界の人口は(2016年現在)約73億人です。
・人間の細胞の数は(一説によると)約37兆個です。
・地球が誕生してから約46億年です。これを秒に直すと、だいたい14京5000兆秒です。
このように、万、億、兆、京くらいまでなら日常生活でも使う機会があるかもしれません。
さらに大きい数
ここから先は日常生活では使わないので、大人でも知らない人が多いです。
垓(がい):$10^{20}$
し(漢字は難しい):$10^{24}$
穣(じょう):$10^{28}$
溝(こう):$10^{32}$
澗(かん):$10^{36}$
正(せい):$10^{40}$
載(さい):$10^{44}$
極(ごく):$10^{48}$
ここから名前が長くなります。
恒河沙(ごうかしゃ):$10^{52}$
阿僧祇(あそうぎ):$10^{56}$
那由他(なゆた):$10^{60}$
不可思議(ふかしぎ):$10^{64}$
無量大数(むりょうたいすう):$10^{68}$
例えば「3不可思議12那由他3456億789」は
3,0012,0000,0000,0000,0000,0000,0000,0000,
0000,0000,0000,0000,0000,3456,0000,0789
のことです。コンマは数字を読みやすくするために便宜的につけています(このように、4桁ごとに区切ると読みやすくなります)。こんなに大きな数、日常生活では絶対使いませんね。
次回は 百万円単位の金額の換算表と読み方のコツ を解説します。