最終更新日 2019/01/02
マッハとは「音速の何倍くらい速いか」を表す言葉です。例えば「マッハ2」とは、音速の2倍速であることを表します。
マッハ1がどれくらい速いのかを解説します。また、マッハを時速や秒速に変換するツールを紹介します。
マッハとは
マッハとは「音速の何倍くらい速いか」を表す言葉です。
例えば、
・「マッハ1」とは、音速と同じ速さであることを表します。
・「マッハ1.5」とは、音速の1.5倍速であることを表します。
音速は人間の感覚からすると非常に速いです。気温 $15$ 度の場合、音速はおおよそ
・秒速 $340\:\mathrm{m}$
です。時速で表現すると、
・時速 $1224\:\mathrm{km}$
です。
つまり、
マッハ1とは(ほぼ)秒速 $340\:\mathrm{m}$ のことです。
マッハ1とは(ほぼ)時速 $1224\:\mathrm{km}$ のことです。
マッハを時速、秒速に変換する
マッハを秒速・時速に変換するツールです。マッハを入力してから「秒速・時速に変換する」ボタンを押してください。
※音速は気温などによって微妙に変化しますが、ここでは
マッハ1=秒速340m=時速1224km
として計算しています。
マッハの目安と身近な例
100メートル走世界記録レベルの速さは、マッハ0.03程度です。
実際、100メートル走世界記録レベルの速さは、時速おおよそ $36\:\mathrm{km}$ です。これは、マッハ0.03程度に相当します。
マラソン、50メートル走などの時速の目安と変換ツール
新幹線ですら、マッハ0.2~0.3程度です。
実際、新幹線の最高速度は、およそ時速 $300\:\mathrm{km}$ です。マッハ1(=時速 $1224\:\mathrm{km}$)の4分の1程度です。
旅客機の飛行速度は、マッハ0.8程度です。コンコルドという旅客機は、マッハ2.0を記録したこともあるようです。
次回は 1光年はどれくらいの長さなのか、身近な例で確認 を解説します。