最終更新日 2019/03/31
ガソリン代はガソリン1リットルの値段と移動距離と車の燃費が分かれば、
ガソリン1リットルの値段×移動距離÷燃費
という式で計算することができます。
ガソリン代の計算について、具体的な計算の例、なぜこの計算式でよいのかの理由、計算ツールを紹介します。
ガソリン代の計算例
ガソリン代を計算するためには、ガソリン1リットルの値段と移動距離と車の燃費という3つの数値が必要になります。
例えば、
ガソリン1リットルの値段を140円としましょう。
移動距離を50kmとしましょう。
車の燃費をリッター14kmとしましょう。
このときのガソリン代は、
ガソリン1リットルの値段×移動距離÷燃費
$=140\times 50\div 14=500$
つまり500円になります。
ガソリン代の計算ツール
ガソリン代を計算するツールです。ガソリン1リットルの値段と移動距離と車の燃費を入力してから「ガソリン代を計算する」ボタンを押してください。
1リットルの値段、距離、燃費を求める方法
ガソリン代の計算に必要な3つの数値はどうやって求めればよいでしょうか?
ガソリン1リットルの値段はガソリンスタンドに書いてあります。
移動距離(走行距離)は、地図を見て計算しても良いですし、車の走行距離メーターを移動前と移動後に見ても分かります。
車の燃費は、例えば「満タン法」を使って事前に計算しておきます。
満タン法とは
1. ガソリンを満タンにする
2. ガソリンがけっこう減るまで走る(走行距離を覚えておく)
3. もう一度ガソリンを満タンにする(給油量を覚えておく)
このとき、燃費は「2で覚えた走行距離÷3で覚えた給油量」で推定できます。
ガソリン代を計算する式の導出
ガソリン代が、
ガソリン1リットルの値段×移動距離÷燃費
で計算できる理由を説明します。
ガソリン1リットルの値段×移動距離÷燃費
で計算できる理由を説明します。
まず、ガソリン代は、
ガソリン1リットルの値段$\times$「使ったガソリンの量」
で計算できます。
さらに「使ったガソリンの量」は、
移動距離÷燃費
で計算できます。
この2つを合わせると、
ガソリン代=ガソリン1リットルの値段×移動距離÷燃費
となります。
次回は 縮尺、実際の長さ、地図上の長さを計算する方法 を解説します。