分数を小数に直す:方法と例題

最終更新日 2018/10/27

分数を小数に直したいときは、分子(上)÷分母(下)を計算すればよい。

具体例

$\dfrac{3}{4}$ を小数に直してみます。分子÷分母を計算すると、
$3\div 4$$=0.75$となります。
分数を小数に直す例

$\dfrac{7}{20}$ を小数に直してみます。分子÷分母を計算すると、
$7\div 20$$=0.35$ となります。

わり算が終わらない場合

$\dfrac{2}{3}$ を小数に直してみます、分子÷分母を計算すると、
$2\div 3$$=0.6666666\cdots$ となります。簡単な小数で表すことはできません。いつまでも続く小数(無限小数)になります。

一般に、分母を素因数分解したときに $2$ と $5$ 以外の素数が登場するときには、このようにわり算がいつまでも続くことになります。

練習問題

問題

以下の分数を小数で表わせ。
(1) $\dfrac{3}{10}$  (2) $\dfrac{49}{25}$  (3) $\dfrac{1}{7}$

答え

(1) 分子÷分母を計算すると、
$3\div 10$$=0.3$ となります。

(2) 分子÷分母を計算すると、
$49\div 25$$=1.96$ となります。

(3) 分子÷分母を計算すると、
$1\div 7$$=0.142857142857142857\cdots$ となります。

関連:分数の計算の基本問題10問

次回は 小数をパーセントに直す、パーセントを小数に直す方法 を解説します。

ページ上部へ戻る