最終更新日 2019/07/16
野球の防御率を計算するツールと、計算方法を紹介します。
防御率計算ツール
防御率を計算するツールです。投球回数と自責点を入力してから「防御率を計算する」ボタンを押してください。
防御率とは
防御率とは、そのピッチャーが1試合全て投げたら、大体何点くらい取られるか?を表す指標です。
例えば、防御率 3.00 のピッチャーが1試合全て投げきると、平均的に3点くらい取られるという意味です。
防御率が大きいほどたくさん点を取られるので良くない投手、防御率が小さいほどあまり点を取られない良い投手、と言えます。
防御率の計算式
防御率は、
自責点×9÷投球回数
という式で計算できます。
自責点とは「投手が責任を負うべき失点」です。エラーによる失点などは除きます。自責点が多いほど、防御率が大きくなります。
参考:野球経験者でも知らない自責点の知識
投球回数(投球イニング数)は「アウトを取った数÷3」と言うこともできます。投球回数が多いほど防御率が小さくなります。
イニング数が7の場合の計算式
草野球など、イニング数が9ではなく7の場合は、
自責点×9÷投球回数
ではなく
自責点×7÷投球回数
という式で防御率を計算する場合があります。
防御率の目安
防御率 1.5 以下:
超優秀な投手です。歴代の日本記録のランキングに入るレベルです。
参考:歴代最高記録(防御率)
防御率 3:
平均的に「3イニングに1失点取られる」ようなそこそこの投手です。
防御率 4.5
平均的に「2イニングに1失点取られる」ようなイマイチな投手です。
次回は 10ポイント増加は10パーセント増加と違う を解説します。