倍率に関する計算6パターンをそれぞれ解説

最終更新日 2019/01/02

入試やコンサートなどの倍率について、
1.倍率
2.合格者数
3.不合格者数
4.受験者数
5.何人に1人受かるか
6.何人に1人落ちるか
を、それぞれ計算する方法を解説します。

倍率を求める

受験者数 $210$ 人、合格者数 $140$ 人の入試の倍率を計算してみましょう。

倍率は、受験者数÷合格者数で求めることができます。
$210\div 140=1.5$ 倍
となります。

合格者数を求める

受験者数 $120$ 人、倍率 $3$ 倍の入試の合格者数を計算してみましょう。

合格者数は、受験者数÷倍率で求めることができます。
$120\div 3=40$
となります。

落ちた人数を求める

受験者数 $150$ 人、倍率 $5$ 倍の入試の不合格者数を計算してみましょう。

落ちた人数は、受験者数から合格者の人数を引けば計算できます。

合格者の人数は
$150\div 5=30$
なので、不合格者の人数は、
$150-30=120$
となります。

受験者数を求める

合格者 $80$ 人、倍率 $3.5$ 倍の入試の受験者数を計算してみましょう。

受験者数は、合格者数に倍率をかけると計算できます。
$80\times 3.5=280$
となります。

何人に1人受かるか

倍率 $x$ 倍は、$x$ 人のうち $1$ 人受かる状況です。

例えば、倍率 $3$ 倍は、$3$ 人のうち $1$ 人受かる入試です。

また、倍率 $1.3$ 倍は、$1.3$ 人のうち $1$ 人受かる入試です。これでは分かりにくいので $10$ 倍して、$13$ 人のうち $10$ 倍受かると言うこともできます。

何人に1人落ちるか

倍率 $x$ 倍は、$x$ 人のうち $(x-1)$ 人落ちる状況です。

例えば、倍率 $3$ 倍は、$3$ 人のうち $2$ 人落ちる入試です。

また、倍率 $1.3$ 倍は、$1.3$ 人のうち $0.3$ 人落ちる入試です。これでは分かりにくいので $10$ 倍して、$13$ 人のうち $3$ 人落ちると言うこともできます。

次回は ノットイコール≠の入力方法を6通り紹介(スマホ、texなど) を解説します。

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