このページでは、
・そもそも変化の割合とは?
・y=ax2 の変化の割合の計算方法は?
・変化の割合を計算する公式の証明は?
といった疑問にお答えします。
そもそも変化の割合とは
変化の割合は、
「y の増加量」÷「x の増加量」
で計算することができます。
「x の増加量」は 3−1=2
です。
また、
x=1 のとき y=2⋅12=2
x=3 のとき y=2⋅32=18
なので、
「y の増加量」は 18−2=16
です。
よって、変化の割合は、
「y の増加量」÷「x の増加量」
=16÷2=8
となります。
y=ax^2 の変化の割合を求める公式
a(p+q)
で計算することができます。
例えば、先ほどの例題:
y=2x2 について、x=1 から x=3 まで変化するときの変化の割合
を計算してみましょう。
この場合、a=2、p=1、q=3 なので、変化の割合の公式より、
a(p+q)=2(1+3)=8
となります。
変化の割合の公式 a(p+q) を使うことで、簡単に計算できました!
公式の証明
a(p+q)
で計算できることを証明します。
「x の増加量」は q−p です。
また「y の増加量」は aq2−ap2 です。
よって、変化の割合は、
aq2−ap2q−p
となります。分子を因数分解すると、
a(q2−p2)q−p=a(q+p)(q−p)q−p=a(p+q)
となります。
q−p が分母と分子に登場するので約分できてきれいな公式になりました。y=ax2 の変化の割合の公式は、ぜひ覚えておきましょう。ちなみに、変化の割合は「平均変化率」とも呼ばれます。
aの値を求める問題
変化の割合から a の値を求める問題も頻出です。
解答1(定義から計算する)
この場合、x の増加量は 5−(−3)=8
です。
また、
x=−3 のとき y=a⋅(−3)2=9a
x=5 のとき y=a⋅52=25a
なので、y の増加量は 25a−9a=16a
です。
よって、変化の割合は、16a8=2a となります。
これが −6 なので、2a=−6 です。よって、a=−3 となります。
解答2(公式を使う)
公式を使うと、変化の割合は
a{5+(−3)}=2a
となります。
これが −6 なので、a=−3 となります。
次回は 3点を通る二次関数の決定(例題2問) を解説します。