最終更新日 2019/03/31
オームの法則 $V=IR$ を使って電圧 $V$、電流 $I$、抵抗 $R$ をそれぞれ求める方法と計算ツールを紹介します。
オームの法則とは
電圧 $V$=電流 $I$$\times$抵抗 $R$
という関係式をオームの法則と言います。
オームの法則を使うと、電圧、電流、抵抗のうち2つが分かれば残りの1つを計算することができます。
電圧 V を計算する方法とツール
電圧を計算したいときは、
電圧 $V$=電流 $I$$\times$抵抗 $R$
という式を使います。
電圧 $V$=電流 $I$$\times$抵抗 $R$
という式を使います。
例えば、電流が2Aで、抵抗値が3Ωの場合、電圧は、
$V=I\times R\\
=2\times 3\\
=6$
つまり6ボルトになります。
電圧の単位はV(ボルト)、電流の単位はA(アンペア)、抵抗値の単位はΩ(オーム)です。
電圧を計算するツールです。電流と抵抗値を入力してから「電圧を計算する」ボタンを押してください。
電流 I を計算する方法とツール
電流を計算したいときは、
電流 $I$=電圧 $V$$\div$抵抗 $R$
という式を使います。
電流 $I$=電圧 $V$$\div$抵抗 $R$
という式を使います。
例えば、電圧が6Vで、抵抗値が3Ωの場合、電流は、
$I=V\div R\\
=6\div 3\\
=2$
つまり2アンペアになります。
電流を計算するツールです。電圧と抵抗値を入力してから「電流を計算する」ボタンを押してください。
抵抗 R を計算する方法とツール
抵抗を計算したいときは、
抵抗 $R$=電圧 $V$$\div$電流 $I$
という式を使います。
抵抗 $R$=電圧 $V$$\div$電流 $I$
という式を使います。
例えば、電圧が6Vで、電流が2Aの場合、抵抗値は、
$R=V\div I\\
=6\div 2\\
=3$
つまり3オームになります。
抵抗値を計算するツールです。電圧と電流を入力してから「抵抗値を計算する」ボタンを押してください。
関連する計算
・電流、電圧、抵抗のうち2つが分かれば消費電力(ワット)を計算することもできます。
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