キャピタルゲインの意味と計算方法を簡単に解説

最終更新日 2018/12/28

キャピタルゲインとは、売買差益のことです。つまり、
買ったときの値段売った時の値段の差により発生する利益のことです。

キャピタルゲインの例と計算方法

例えば、$100$ 万円で買った株$110$ 万円で売ると、$10$ 万円もうかります。この $10$ 万円のもうけのことをキャピタルゲインと言います。

実際には、税金や手数料が取られるので、より正確には、

キャピタルゲイン
売ったときの値段買ったときの値段税金手数料
と言えます。

※株以外の資産(債権、不動産など)でも考え方は同じです。

キャピタルゲインの計算ツール

買ったときの値段売ったときの値段手数料を入力してから「キャピタルゲインを計算する」ボタンを押してください。
買ったときの値段
売ったときの値段
税率
手数料
キャピタルゲイン:

※株式の場合の税率は $20.315$%(詳細は後述)なので、税率はデフォルトで $20.315$%に設定しています。

株式の場合の税金

基本的には、
売ったときの値段買ったときの値段
に対して $20.315$%の税金がかかります。

つまり、売買の値段差が $100$ 万円あったとしても、$100$ 万円もうかるわけではなく、$20$ 万程度は税金となります。

なお、もうけがマイナスの場合には税金はかかりません。

$20.315$%の内訳をもう少し詳しく見てみます。

・所得税 $15$%
・住民税 $5$%
・平成 $49$ 年までは復興特別所得税が、所得税の $2.1$%。つまり、$0.15\times 0.021=0.315$%
・合わせて $15+5+0.315=20.315$%

関連する他の用語

売ったときの値段より買ったときの値段の方が高い場合は損失になります。この場合の売買差損のことをキャピタルロスと言います。

・キャピタルゲインに対して、資産を保有しているだけで得られる収益のことをインカムゲインと言います。例えば、株式の配当金や、預金につく利息などのことです。

次回は 投資におけるリスク(標準偏差)の意味と計算方法 を解説します。

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