絶対温度(K)と普通の温度(セルシウス温度)の意味と変換ツール

最終更新日 2019/07/02

セルシウス温度と絶対温度の意味と変換について解説します。

セルシウス温度と絶対温度

セルシウス温度
・日常で使う温度(℃)のことをセルシウス温度と言います。
・水が(1気圧のもとで)氷になるのが0℃、沸騰するのが100℃となるような温度です。

絶対温度
・温度には、絶対温度というものもあります。
・絶対温度の単位はK(ケルビン)です。
・理論上一番低い温度(絶対零度と呼びます)が0K(ゼロケルビン)となるような温度です。

絶対温度とセルシウス温度

$T$ を絶対温度(ケルビン)、$t$ をセルシウス温度(℃)とすると、
$T=t+273.15$
が成立します。

セルシウス温度を絶対温度に変換する

セルシウス温度(℃)を絶対温度(K)に変換するツールです。
(℃ に $273.15$ を加えるとケルビンになります)
セルシウス温度を入力してから「絶対温度に変換する」ボタンを押してください。
セルシウス温度:
絶対温度:K

絶対温度をセルシウス温度に変換する

絶対温度(K)をセルシウス温度(℃)に変換するツールです。
(K から $273.15$ を引くと℃になります)
絶対温度を入力してから「セルシウス温度に変換する」ボタンを押してください。
絶対温度:K
セルシウス温度:

まめ知識

・絶対温度は一番低いところを0と定めているので、マイナスになることはありません。一方、セルシウス温度はマイナスになることがあります。

・日常生活ではセルシウス温度の方が分かりやすいです。絶対温度で、気温 $280$ ケルビンなどと言われても分かりにくいですね。

・一方、物理や化学では絶対温度を使う機会が多いです。例えば、理想気体の状態方程式 $PV=nRT$ における $T$ は絶対温度です。

次回は 熱膨張率(線膨張率、体積膨張率)の意味と伸びた長さの計算 を解説します。

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