最終更新日 2019/01/22
お給料から時給を大雑把に計算したい
→月給$\div$その月に働いた時間
もう少し丁寧に計算したい
→年収$\div$その年に働いた時間
月給から時給を計算する
月給$\div$その月に働いた時間で時給を計算することができます。
その月に働いた時間は、残業が無い人だとおよそ $8$ 時間$\times 20$ 日で $160$ 時間程度です。
例えば、月収が $20$ 万円で、月の残業が $40$ 時間程度の場合、時給は、
$20$ 万 $\div (160+40)=1000$
つまり、およそ $1000$ 円になります。
月給と時給の換算表
横軸が時給、縦軸がその月の労働時間、他のマスが月給を表します。
1000 | 1500 | 2000 | 2500 | 3000 | 3500 | |
160時間 | 16万 | 24万 | 32万 | 40万 | 48万 | 56万 |
180時間 | 18万 | 27万 | 36万 | 45万 | 54万 | 63万 |
200時間 | 20万 | 30万 | 40万 | 50万 | 60万 | 70万 |
220時間 | 22万 | 33万 | 44万 | 55万 | 66万 | 77万 |
年収から時給を計算する
月給ではなくて、年収を使うことでもう少し正確な時給を計算することができます。
特に、ボーナス(賞与)をたくさんもらっている人は、年収を使って計算したほうが正確な値になります。
年収$\div$その年に働いた時間で時給を計算することができます。
その年に働いた時間は、
・年間休日数が平均的な $120$ 日
・残業が無くて $1$ 日 $8$ 時間労働
の場合だと、$8\times (365-120)=1960$ 時間になります。
例えば、年収が $400$ 万円で、上記の条件に当てはまる場合、
$400$ 万 $\div 1960\fallingdotseq 2040$
つまり、およそ $2040$ 円になります。
年収と時給の換算表
横軸が時給、縦軸がその年の労働時間、他のマスが月給を表します。
1000 | 1500 | 2000 | 2500 | 3000 | 3500 | |
1960時間 | 196万 | 294万 | 392万 | 490万 | 588万 | 686万 |
+残業120時間 | 208万 | 312万 | 416万 | 520万 | 624万 | 728万 |
+残業240時間 | 220万 | 330万 | 440万 | 550万 | 660万 | 770万 |
+残業360時間 | 232万 | 348万 | 464万 | 580万 | 696万 | 812万 |
残業が極端に多い人や、時給が極端に高い人は、表からは計算できません。自力で計算してみてください。
次回は 元利均等返済と元金均等返済の意味と計算式 を解説します。