2割増しや5割増しなどの価格の計算方法を説明します。
例(2割増し)
$1000$ 円の $2$ 割は、$1000\times 0.2=200$ 円
これをもとの値段に加えればよいので、
$1000+200=1200$ 円が答えとなります。
また、$2$ 割増し=もとの値段の $12$ 割で売る
と考えて、
$1000\times 1.2=1200$ 円
のように計算することもできます。
(電卓で計算するときはこちらの方が楽です)
○割増しの計算方法
割増し後の価格は、もとの値段に、
$1$ 割増しなら $\times 1.1$
$2$ 割増しなら $\times 1.2$
$3$ 割増しなら $\times 1.3$
$4$ 割増しなら $\times 1.4$
$5$ 割増しなら $\times 1.5$
$6$ 割増しなら $\times 1.6$
$7$ 割増しなら $\times 1.7$
$8$ 割増しなら $\times 1.8$
$9$ 割増しなら $\times 1.9$
をすれば計算できます。
例(5%増し)
(2) $1000$ 円の品物を $5$%増しで売るときの値段はいくらか、計算せよ。
答え
$1000$ 円の $5$%は、$1000\times 0.05=50$ 円
これをもとの値段に加えればよいので、
$1000+50=1050$ 円が答えとなります。
また、$5$%増し=もとの値段の $105$%の値段で売る
と考えて、
$1000\times 1.05=1050$ 円
のように計算することもできます。
(電卓で計算するときはこちらの方が楽です)
○○パーセントオフの計算方法
割増し後の価格は、もとの値段に、
$5$ パーセント増しなら $\times 1.05$
$10$ パーセント増しなら $\times 1.1$
$15$ パーセント増しなら $\times 1,15$
$20$ パーセント増しなら $\times 1.2$
$25$ パーセント増しなら $\times 1.25$
$30$ パーセント増しなら $\times 1.3$
$35$ パーセント増しなら $\times 1.35$
$40$ パーセント増しなら $\times 1.4$
$45$ パーセント増しなら $\times 1.45$
$50$ パーセント増しなら $\times 1.5$
をすれば計算できます。
次回は 割引後の値段の計算方法 を解説します。